ごあいさつ

会頭あいさつ

令和4年 年頭所感

地域を繋げ、未来を担う人材を育成する

玉名商工会議所 会頭  島本 和幸

 明けましておめでとうございます。会員のみなさまにおかれましては、健やかに新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。また日頃より当商工会議所の運営にご理解とご協力を賜り、心よりお礼申し上げます。

 昨年を振り返りますと、新型コロナウイルス感染症が前年をはるかに超える脅威となり、第4波、第5波と回を重ねるごとに大きな被害をもたらしました。緊急事態宣言や外出自粛、まん延防止措置などにより、経済活動は制限され、事業者のみなさまは大き過ぎる試練に耐えてこられました。

 この間、当会議所は、国・県・市の各種支援策の情報提供や相談、また申請支援に注力し、出来る限りの支えとなるべく業務を遂行してまいりました。特に厳しい状況に置かれている飲食業者に対しては、玉名飲食業生活衛生同業組合のご協力を得て、「たまデリ!」と題し、テイクアウト・デリバリー支援事業を実施しました。
 5月には商工会と連携し、コロナ禍において3回目となる市長への支援要請書を提出。県の外出自粛要請に伴い影響を受ける市内商工業者を対象に、業種を限定しない経営継続支援を求めました。
 また、『ワクチン接種の進捗が最大の経済対策である』と考え検討していたところ、藏原玉名市長に共感いただき、7月下旬から9月中旬にかけてコロナワクチンの職域接種を実施、約3,800人もの方に接種いただきました。短期間のうちに実施することができたことは、行政、医師会・医療関係者のみなさま、九州看護福祉大学、商工会等との協働での取り組みの成果であったと感謝いたしております。

 国に目を向けますと、ウッドショックや原油価格の高騰、最低賃金の大幅な引き上げ等により、建設業のみならずほとんどの業種において経営を圧迫されているものと思います。最低賃金に関しては、日本商工会議所が旗を振り、コロナ禍で危機的な経済状況において、中小小規模事業者の経営実態を超える大幅な引き上げに対し、現行水準を維持するよう、全国の与党国会議員に要望を行ってきました。

 県に対しては、熊本県商工会議所連合会の一員として毎年要望活動を行っており、玉名商工会議所としては、新型コロナに感染した従業員に対する国の給付の統一に関すること、および『菊池川水系流域治水プロジェクト』の早期実施について要望しました。現在のように非常時においては、平時にも増して要望活動の重要性が高まり、それが商工会議所の重要な役割だと認識しております。今後も行政レベルに合わせた商工会議所の組織レベルで、適時適切な要望を行ってまいります。

 さて、私ども第27期の執行部は、昨年度より当会議所議員の方々と懇談会を実施しております。会員の代表である議員の忌憚のない声を聴き、適切な内容の要望や事業の方向性に反映させることが目的です。また11月には「玉名市長を囲む 玉名市商工団体合同懇談会」を開催、玉名市商工会と共に、地域経済の持続的な発展のため、新玉名駅周辺整備や工業団地の設置などの諸課題について率直な意見交換を行いました。
 これらの懇談会には、当会議所青年部をはじめ若手経営者も多くご参加いただいております。先輩経営者との会合や、行政・団体同士の連携を図る場に参加していただくことは、今期のスローガン「地域を繋げ、未来を担う人材を育成する」の一環であります。

 コロナ禍で様々な事業活動が制約を受ける中、行政や関連団体と連携しながら、できる事を着実に実行することが、更なる会員サービスの向上、ひいては地域経済の持続的発展に寄与するものと信じ、役職員一同邁進してまいります。
 末筆となりましたが、本年が会員のみなさまにとって良き年となりますよう祈念申し上げ、新年のご挨拶といたします。

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